救急車や消防車などの緊急車両が通過する場合は、一般の車は停止して道を譲りますよね。
ネットでは、天皇陛下の車列に救急車が接近した時の対応が話題になっています。
6月2日に愛知県で開催された、第80回植樹祭。
即位後に初めて天皇、皇后両陛下が臨まれ、平成21年以降上皇様のご負担軽減のために無くなっていた式典での天皇陛下のお言葉も復活しました。
その両陛下のお車に救急車が接近!その時の対応とは!?
御車列にサイレンを鳴らした救急車が近づいてくると、警備に当たっていた白バイが救急車を先導。
両陛下が乗車されているお車は、一時停止します。救急車が無事に御車列を抜けると‥
救急車が御車列を抜けると先導していた白バイは退避して、両陛下の御車列は再び動き出しました。
いかなる場合でも人命を最優先して、速やかに救急車を優先した御車列。
この画像を撮影したのは?
この画像はtwitterユーザーのTZさんがツイートして、話題になりました。
「緊急車両には道を譲りましょう」
当然のことですが、最近では緊急車両が近づいてきても停止しないドライバーや歩行者が増えています。
天皇皇后両陛下の御車列と緊走中の救急車がバッティングするハプニング。咄嗟に警衛の白バイが救急車を先導し御車列は一時停止。救急車が抜けたところで白バイも左側へ退避、その後運転再開となりました。両陛下のお列でも緊急車両最優先の大原則は揺るぎません。緊急車両には道を譲りましょう。 pic.twitter.com/s7r6ZxpKk7
— TZ (@sayakawa3838) June 2, 2019
去年は上皇上皇后陛下の御車列に救急車が接近し、優先通過させていました。
因みに現、上皇上皇后両陛下が去年北海道へ行幸啓された際も両陛下のお列通過直前にルート上を跨いだ緊走中の救急車を優先通過させています。警備は当然ながら警察側が主導しているので、交通法規に則りこのような対応になります。 pic.twitter.com/PbdlBupts7
— TZ (@sayakawa3838) June 3, 2019
人命を優先するのは、江戸時代からの伝統です。
もし日本が緊急車両を優先する国でなければ、このような事態も起こりえます。
自分の大切な人が一刻も争うような危険な状態で搬送されていると想像したら、絶対に緊急車両は無視できません。
私も関東に来て驚愕しましたが、ごく一部の人は平気で横断歩道を渡っているんです。
その光景を見たときは、なんて身勝手なんだろうと唖然としました。