ヨーロッパのある国の地方の山道での事。
車を走らせていた男性が、車載カメラでとらえた前方の光景です。
1人の女性と犬に連れられて、羊の群れがゆったりと道を下ってくる光景が視界に入ってきました。
車が停まると犬たちが一斉に吠え出しました。それにつられて羊たちも怯えたようにパニック行動に走ります。
近付く車を怖がってか徐行しながらさらに近付く車に驚き逃げ出す羊たちに後ろから頭突きを食らい体を撃ち付ける羊飼いの女性。
羊のパニックはこれだけでは収まりません。更に恐怖がこの女性を襲ったのでした。
怒りが収まらないのか、痛みですぐに立てない羊飼いに対し、1匹のヒツジが戻ってきて執拗に頭突き攻撃をして頭を地面に叩きつけられてしまった。
これは強烈でしたね!まるで羊は女性を敵とみなしたように突進しました….
車の運転手も驚いて車から降り、羊を追い払いました。
犬が最初に車を見て敵が来た思い、吠え出したことから羊はパニックを起こしたのかもしれません。
それにしても羊が車にではなく、なぜ女性に向かって突進したのかは謎です。
何故か怒りは車ではなく羊飼いに向かってしまったが、群れの中で一番体が大きそうなので羊のボスだったから仲間を守ろうと必死だったのかもしれません。
牧歌的なイメージが強い羊も意外に攻撃的な面があるのですね。やはり身を守るために必死になる所は動物の本能なのでしょう。
車がパニックの引き金だったにしても羊たちは何故女性に向かって行ったのか?日頃飼われている立場のストレスが爆発したのでしょうか?