高速道路で見かける謎の標識の意味…レアな道路標識3選を紹介…
2021/07/08

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1.アジアハイウェイ標識

白背景に黒字でAH1の文字が大きく書かれたこちらの標識を見かけたことはあるでしょうか?

よく見ると大きな文字の下に「ASIAN HIGHWAY」と表記されています。

このアジアハイウェイとはアジア23カ国を横断するように結ぶ国際道路網のことです。

国際間の経済・文化の発展や友好親善を目指して計画されたもので現代のシルクロードとも言われています。

アジアハイウェイは8本のルートからなり、そのうちの1本アジアハイウェイ1号戦を表すのが「AH1」の標識というわけです。

1号線は東京の日本橋を起点に東名高速道路から西側の主要な高速道路を通って釜山へ繋がるフェリーに連絡し、13カ国を経由してトルコのカプクレ(ブルガリアとの国境)までの約2万kmを結ぶルートです。

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2.シルバーゾーン標識

シルバーゾーン標識は老人福祉施設、集会場など高齢者の方がよく利用される施設の周辺で交通ルールを守り、かつ労わりの心を持って安全運転、安全通行、弱者優先した通行をしてくださいというのをドライバーや高齢者の方自身に注意を促すための標識です。

小学校などの近くでは子供達が通学する道路に対してスクールゾーンという標識が立っていますがそれの高齢者版というわけです。

また、デザインは地域によって様々なものがあるようです。

3.投雪禁止区域指定標示板

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これは投雪禁止区域指定標示板と言われるもので除雪のための業務用の標識です。

そのため、自動車学校でも教えていません。

高速道路の下に人家や交差する道路などがある場合、ロータリー除雪車がそこに雪を飛ばしてしまうと人が怪我をしたり、物が壊れたりする恐れがあります。

そこで「ここは雪を投げ落としてはいけません」とのマークとして設置されているものなのです。

投雪禁止区域指定始点(禁止)と投雪禁止区域指定終点(解除)がペアになって投雪禁止区間を示します。

また、業界では四角い方を「グー」、十字の方を「パー」と呼び、2つ合わせてグッパー標識と呼んでいます。

教習所でも教えていない標識もありますから何これ?と思うものもありますよね。

普段はなんとなく見かけている道路標識ですが知れば知るほど奥が深いものですね。

ネットでの反応

・たいていあの標識の下には道路があることが多いなーと思ったけど、そういう意味だったのか。

・グッパー標識ねえ。勉強になった。

・意外と知らないもんだね。

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