山火事の中姿を消してしまった愛猫。焼け落ちた自宅後で家族の姿を見つけた瞬間の反応に涙
2021/09/27

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2018年にカルフォルニアを襲った猛烈な山火事は、

多くの建物を炎の中に飲み込んでいきました。

この火事により強制避難を余儀なくされた、

カリフォルニアのパラダイスで暮らす

コートニー・ウェーブローさんとその家族。

避難の準備を進めていたコートニーさんでしたが、

愛猫である「ティンバー」の姿が見えないことに気が付きます。

しかし火の手はすぐそこまで迫っており、一刻の猶予もありません。

コートニーさんは家族の安全を守るため、

やむなく安全圏内まで避難するしかありませんでした。

消失した居場所

東京都23区に相当する区域を焼け野原に変えた

過去最大級の山火事は、およそ20日間かけて鎮火しました。

この火事により1万2000棟の建物が消失、

行方不明者631人、死者は63人にものぼったといいます。

コートニーさんの自宅もこの山火事により完全に消失。

そして何よりも、もう二度と会えないであろうティンバーを想い、

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深い悲しみにくれました。

あまりにも凄惨な光景に、家族は希望を打ち砕かれてしまったのです。

家と家族を同時に失ったコートニーさんと家族の心中察するに余りあります。

しかし山火事から1ヶ月後、自宅の焼け跡へと戻った

コートニーさんは信じられない光景を目の当たりしたのです。

自宅跡で起きた軌跡

それは山火事から1ヶ月後の事でした。

コートニーさんは両親と、灰の中から回収できるものがないか

調査するために自宅跡に向かいました。

すると、辺り一面瓦礫と灰に覆われたその場所に、

見覚えのある猫を発見したのです。

それは見間違えるはずもない、ティンバーの姿でした。

コートニーさんが遠くに見えるティンバーを呼ぶと、

真っすぐにこちらに向かってきました。

再会の様子はこちら。

あれほど恐ろしい試練を経験したにもかかわらず、

ティンバーはとても健康だったのです。

20日にもわたる炎の中をたた1匹で生き抜いてきた猫は、

ようやく大好きな家族の元へ帰ってくることができました。

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「全てのものが失われた後で、ティンバーは帰ってきました。

彼女は驚くほどの忍耐力と、強さと、愛情を持っています。

彼女は私達の大切な家族で、

再び彼女を抱きしめることができて本当に幸せです」

あの山火事からまだ4ヶ月あまりしかたっておらず、

コートニーさんは現在も避難所での生活を強いられています。

しかしティンバーとの再会は確実に彼女に希望を取り戻させました。

まだすべてを失ったわけではない、「望みは決して失わないで!」

とコートニーさんは話してくれました。

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