1.部屋の気温
飼い主が気がつかないだけで
実は猫に我慢をさせてしまっていることとして
部屋の気温があげられます。
猫はとても寒さに弱いです。
それにより
夏場では扇風機やエアコンの風、冬場の寒い気温が大の苦手です。
飼い主が暑いからといって、
お構いなしに扇風機やエアコンをつけて低い温度に設定をしたり、
冬場に暖房を付けずに家を留守にするなどという行動をすると
猫はとても寒くて辛いことを我慢してしまっているのです。
ですので、猫に我慢をさせないためにも
猫に配慮したエアコンの温度設定をして
冬場には電気カーペットや湯たんぽを挟んで毛布を敷いてあげること
意外にも猫が我慢していることとして
キャットフードがあげられます。
猫のキャットフードにも様々な味や種類がありますよね。
同じキャットフードばかり入れている、
年齢に適したキャットフードでないということがあると、
入れても匂うだけで食べなかったり、
カリカリと埋める素振りをするようになってしまいます。
これは飽きている、食べれないのサインです。
それでも同じ餌が入ったままになっていると、
我慢してしぶしぶ食べてはいるのですが、
美味しいとは思っていないこともあるでしょう。
もし猫の餌を猫の年齢に合っていないものを食べさせていると、
ですので猫のキャットフードの食いつき具合をみて
我慢をしていないか、そして年齢に適しているかを
今一度確認をしてください。
飼い主が猫の健康のために
最も配慮しなくてはいけないのがタバコです。
タバコには様々な有害な物質があり、
他の人が吸ってしまう副流煙には
約2000もの体に悪影響を及ぼしてしまう毒素があります。
猫のいる同じ家でタバコを吸うということは
猫にもこの有害な物質を呼吸で吸わせてしまうことになります。
猫は嗅覚も優れておりタバコの匂いも苦手ですので
喜んでいると勘違いしてしまいがちで
猫に我慢させてしまっているのが飼い主の抱っこです。
ベンガルなどの品種は意外にも抱っこ好きなので
不満に思うことはないかもしれませんが、
猫によっては抱っこが嫌いな子もいます。
猫は拘束されることが嫌いなので、
飼い主の抱っこを我慢していることもあります。
また、抱え方が下手で痛みを我慢していることもあるんですよ。
猫が抱っこをすると暴れる、
おろしてほしいと鳴き声をあげるということがあれば、
我慢をしていてやめてほしいというサインですので、
おろしてあげるようにしてください。
最後に猫が我慢していることとしてあげられるのが部屋の狭さです。
猫は大昔は砂漠、そして広々とした山や野原で生息していました。
退屈に感じると部屋中を走り回ったり
おもちゃで激しく遊ぶことがこの本能の名残です。
しかし、部屋に十分な広さや走り回れるスペースがないと
遊びたい気持ちを我慢してしまっていることがあります。
こんなときには家具を減らしてスペースを作ってあげたり、
走りやすいように真っすぐなスペースを作ってあげるなど
工夫をしてみてください。
猫に我慢ばかりさせる生活をしているとストレスを抱えてしまいます。
では猫がストレスを感じていると現れるサインは
どのようなことがあるのでしょうか。
猫が我慢をしてストレスを感じているサインとして
猫は飼い主の行動に「イラッ」と感じるとすぐに尻尾が反応します。
もし飼い主が何かしたときに猫が尻尾を振り始めたときは
ストレスを感じるているサインですのでやめるようにしてあげましょう。
猫はストレスを感じていると今までしなかったのに
家具や壁などで粗相をしてしまうようになります。
トイレできちんとおしっこができなくなってしまったときには、
何かを我慢してしていることがあるので
部屋の環境などで猫がストレスを抱えていないか
チェックしてみてください。
猫は我慢をしてストレスを抱えてしまうと
素っ気ないようになってしまいます。
名前を呼んでも無視をして触っても無反応、
猫は我慢をしてストレスを感じていると
攻撃的になるということがあげられます。
いつもは穏やかな性格なのにシャーッと威嚇をする、
ウーッと唸ると攻撃的になってしまうと
何かに我慢をしていることでストレスを
抱えてしまっていることがあります。
このようなときには無理に触ろうとせず、
猫に我慢をさせている原因を探してください。
猫は我慢をしてストレスに感じていると
見えないところに隠れるようになってしまいます。
ふすまの奥や家具の下などに隠れて、
飼い主が探しても見つからなかったりすると
何らかのことに我慢をしている可能性があります。
このようなときには猫に我慢をさせてしまっている原因を見つけて、
猫のストレスをなくしてあげてください。