スクールバスの中で初めての生理を迎えた女の子…服についた血に気が付いた男子生徒の行動に称賛の声…
女の子から女性へ身体の成長と共に起こる変化。
その一つとして挙げられるのが月経ですが、こればっかりは本人でさえもいつ始まるのかわかりません。
今でこそ学校で生理について学ぶ機会も設けられていますが、いつ来るかわからないその日に備えて準備している人が一体何人いるのでしょうか。
たまたま家にいる時でしたら問題はないかもしれませんが、万が一外でなってしまった場合を考えるといたたまれない気持ちになりますね。
そんな中、海外の掲示板へ投稿された10代の娘さんをもつお母さんのエピソードが話題を集めています。
スクールバスに乗っているときに初潮を迎えた娘を助けてくれた少年へ。母親から少年へ、感謝の気持ちを綴った内容に称賛の声が集まりました。
スクールバスで突然の初潮を迎え、服に血がついてしまった娘さん。
その事態に気が付いたのは見知らぬ男子生徒が声をかけてきた時でした。
「ズボンの後ろにシミがついているよ。これを腰に巻いて帰りな」
少年は周囲にいるほかの生徒たちに気付かれないよう娘さんの耳元で小さくこう話しかけると自分のセーターを差し出してくれたのです。
恥ずかしさからか「大丈夫だから」
それでも男子生徒は引き下がらず、娘さんを安心させるために
「僕には姉さんがいるんだ。心配しないで。何の問題もないよ!」
と励ますような言葉をかけてくれました。
娘さんは帰宅すると少年から受けた親切な行動を母親に伝えます。
その話に感動した母親は男子生徒のお母さんへ向けて感謝のメッセージを送りました。
「もしあなたがこの少年のお母さんならありがとうと伝えたいです。
そしてあなたは息子さんをとても立派な子にお育てになってます。
今日の若者たちについて私たちはたくさんの悪いニュースを耳にします。
だから、今回起きたポジティブなニュースをシェアしたかったのです!」
助けてくれた少年は娘さんよりも1つ年上のお兄さんだったそうです。
女性であれば生理が来るのは当たり前の事であり、恥ずかしいことではありません。
しかし多感な少女であればなおさら血で汚してしまった服を同じ学校の生徒たちの集まっている場所でさらけ出すことは憚れますよね。
困った状況に置かれている少女を助けた少年ももちろんですが、生理に対し偏見を持つことなく正しい知識を持てたことはご両親の教育があって事でしょう。
少年の心温まる行動に最大限の拍手を送りたいですね。