【感動】飼い主から離れて11年もの間、盲導犬として活動してきた犬。引退して元の飼い主の元へと帰る姿に誰もが涙する
2021/09/18

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写真に写るのは盲導犬として活動していたオリバー。

11年間盲導犬として目の不自由な人を

サポートし続けてきたオリバーですが、

この度、介助犬を引退し元の飼い主である

佐藤さんのお宅へと向かう途中。

オリバーは生後45日から1歳まで佐藤さんのお宅で育てられました。

オリバーの到着を今か今かと待ちわびているのが

佐藤雪子さんと娘の恵子さん親子。

今回オリバーの体に腫瘍があることがわかりました。

このことを娘の恵子さんは盲導犬ボランティアスタッフから聞き

「余生は我が家で送ってほしい」

と引き取ることを決めたのです。

オリバーと再会したら

「おかえりなさい。ご苦労様だったねといってあげたい」

と雪子さんは語ります。

そしてオリバーがまだ子犬だったころによく

甘噛み遊びで使っていたグローブも用意していました。

いつかオリバーが帰ってくるのを夢見て

11年間ずっと大切に保管してあったそうです。

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佐藤さんの自宅から少し離れたところの

車を停めスタッフがオリバーをゆっくりを降ろします。

オリバーの体にはハーネスではなく首輪とリードがつけられ、

スタッフとともに佐藤さんの自宅へと歩いて向かいます。

そして佐藤さんのお宅が近づくと。

佐藤さんの自宅が近くなると尻尾を振りながら

歩くスピードも軽やかになります。

そして、佐藤さんの

「オリバーおかえり!」

の声を聞いた途端、オリバーは走り出したのです。

11年間介助犬として生活していたオリバーですが、

引退したのを理解したのか走ることが許されると

いうことを知っていたのでしょうか。

オリバーは佐藤さん家族の家族に戻れるということを

理解しているのか、スタッフを追いかけることもなく

佐藤さんの自宅へと入って行きました。

小さい頃に嗅いだ懐かしい匂いに包まれたオリバーは

ひととおり部屋を確認し景子さんと昔よく

遊んでいたグローブでじゃれ合います。

その姿は盲導犬だった頃のオリバーではありません。

幼い頃の記憶をずっと大切に持ち、

11年間も目の不自由な人をサポートし続けてくれたオリバー。

これからは佐藤さん家族に甘えながら

ゆっくり暮らしていおくことでしょう。

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