お天気が悪い日続くとダニが繁殖しやすくなります。
アレルギーの原因にもなるダニですが、みなさんはどんな対策をされていますか?
お布団を洗濯したり、天日干ししたり、掃除機をかけたり…。いろいろありますが、実はそれらの行為のほとんどがダニには全く効果がないらしいのです。
今回は布団などに生息するダニを完全撃退する方法を紹介します。
ダニ対策としては天日干しをするのが一般的かと思います。
しかしダニは50℃以上の熱を20分以上あて続けない限り元気ピンピンです。
真夏日なら布団の表面は50℃近くになりますが、ダニは布団の裏側に逃げ込んでしまうためほとんど効果はありません。
ただ、ダニの繁殖を防ぐには効果的です。
ある実験結果によると洗濯後はおよそ8割のダニが布団やクッションにこびりついたままなのだそうです。
ダニは1週間以上洗剤に浸けていても元気に生き続けるほど、生命力の強い生き物なんです。
2万匹のダニがいる布団に掃除機をかけたとしても取れるダニの数はたったの100匹程度なのだそう。
ダニは布団やクッションの繊維の間に隠れているため、掃除機でもなかなか吸いこめないのです。
紫外線を放射することでダニを死滅させるといわれているレイコップ。
しかし実際は4時間以上紫外線を当て続けてもダニは100%生きているということが判明。
レイコップ社もその事実を認めているのだそうです。
それではどのようにすればダニを完全に撃退できるのでしょうか・・?
その方法とは炎天下の車内で布団干しです。
引用:https://twitter.com/hoimi_sokuhou/status/631676872787542017
ダニは50℃で20分~30分、60℃以上の環境では一瞬で死滅するといいます。炎天下の車内温度は70℃以上になるため、ダニを駆除するには効果的な場所なのです。
衣類、布団、マットレス、クッションなど定期的に車の中に置いておきましょう。2時間ほどたったらひっくり返すことでダニを隅々まで駆除することができます。
ちなみに家庭用の乾燥機やコインランドリーは55℃
引用:https://twitter.com/nazenazeboy/status/626564345783193600
布団乾燥機を使うときは、マットを挟むように布団を畳み、掛布団をかければダニを退治できる温度まで上げることができます。
しっかりダニを駆除したあとは仕上げに掃除機で吸いこみ、部屋に除湿機を設置すればより効果が期待できます。