妻の手作り弁当を「平然とゴミ箱に捨てる」夫に批判相次ぐ 「私なら、ダンナの顔に弁当投げ付けてオラついてやるかな」
2021/09/21

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捨てられるのはつらい……

筆者は会社員の頃、奥さんの手作り弁当を会社の生ゴミ入れに捨てているおじさんを目撃したことがある。驚いて「捨てちゃうんですか?」と聞くと、「味気ないんだよな~」と言っていた。60歳くらいのその人は、糖尿病なのにマックを食べていた。もし奥さんが知ったら……といたたまれなくなったものだ。

そんな夫は、意外と少なくないのかもしれない。掲示板ミクルに9月上旬、「弁当を捨てる旦那」というスレッドがあった。スレ主は20代の専業主婦で、夫が弁当を食べないときがあり、「平然とゴミ箱に捨てられます」と憤っている。

「私は色とりどりの綺麗なお弁当が作れるわけでもないけど一生懸命作ってるのに」「食べてくれないなら捨てられるためにご飯作ってるの?って感じだし、『おいしかったよありがとう』とか『今日食べれなくてごめんね』の一言もない」

と、スレ主は悲しみを綴っていた。(文:篠原みつき)

「お弁当を捨てる事は心を捨てているのだと教えるべき」など非難轟々

「食欲がないなら仕方ない」とスレ主。

しかし夫は「先輩にご飯に誘われた」「車に置き忘れた」といった理由で一口も食べずに持ち帰り、謝罪や反省の色もないようだ。

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それも一度や二度ではなく、今年に入って10回以上。

それで「明日弁当作ってね」と当たり前のように言ってくるというから、腹が立つのも当然だ。

スレ主は「私が専業主婦だからってだいぶ下に見てるんですよね」などと憤り、離婚もほのめかしていた。

筆者も毎日、家族の弁当を作っているため、スレ主の悔しさはよく分かる。弁当づくりは前日から食材を用意し夜は米研ぎ炊飯器にセット、朝早く起きて調理するといった手間もお金もかかる作業だ。

「平気で捨てて謝らない」とは一体どういう了見なのか。

スレッドの回答は、「食べ物粗末にする人には自分だったらもう作らない」など、夫に対する怒りの声が多数寄せられた。

「私なら、(中略)ダンナの顔に弁当投げ付けてオラついてやるかな」

「料理は心です。真心込めて作ったお弁当を捨てる事は心を捨てているのだと教えるべきです」

「完璧な人間は居ないけどさ。貴女の心の痛みを想像すら出来ないのかね? サイコパスの一種かも」

ほかにも「毎日500円渡しておけばいい」など、作らないことを勧める声が目立つ。

中には、「弁当を食べず帰るなんて選択肢にはない」など、帰宅までになんとか食べるという夫からの声も。回答した夫たちは妻にかなり気を遣っている様子だった。

しかし、スレ主の夫の態度には、そもそも妻を尊重する気持ちがうかがえない。弁当ぐらいで、と思う人もいるかもしれないが、妻の頭に「離婚」がよぎるのはムリもない。

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「捨ててる人たちは、コンビニのカップ麺におにぎり1つのが幸せらしい」

一方で、「弁当を捨てる夫」の目線で、アドバイスを書き込んだ人もいる。過去働いた職場で、わりと頻繁に弁当を捨てている既婚男性を見たそうだ。彼らは、

「もう、頑張ってるアピールはイヤミでしかないわ~」「なんで毎日同じ物しか入ってないねん」「おでん、何日食わす気やねん」

などと言っていたという。これを書いた人は、「捨てている人たちは、コンビニのカップ麺におにぎり1つのが幸せらしい……」と指摘、弁当は週3だけにしてみればと助言していた。

確かに夫も、たまには同僚と外食や、コンビニ飯を食べたいときもあるだろう。

しかし、それならそうと前日までに言ってくれれば、妻は無駄な労力を費やさなくてもいいはずだ。

作ってもらえることは当たり前ではないし、夫は弁当を捨てるたび、妻にめちゃめちゃ嫌われていることを、もっと自覚してほしい。 

【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】

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