耳鼻科の先生から子を持つお母さんへの「お願い」。その内容に多くの親から賛同の声
2021/07/13

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泣いているわが子を見るのは、親としても心苦しいものがあるでしょう。

しかし病気を治すために、心を鬼にしなければならない時があります。

そしてそれは親だけでなく、病院の先生も同じ気持ちなのです。

今回ご紹介するのは、とある病院に貼りだされた院長先生からの「お願い」の貼り紙です。

病院の先生の優しさが分かるエピソードに、多くの親から賛同の声が集まりました。

院長先生のお願い

TwitterユーザーのTet Kotani / barbora(@barboramusic)さんが投稿したのは、耳鼻科に貼りだされた1枚の貼り紙でした。

花粉症のために耳鼻科を訪れた際、壁に貼ってあるのを目撃した投稿者さん。

先生の優しい人柄があらわされた「お願い」にほんわかしたそうです。

その内容がこちら。

院長からの「お願い」

小さなお子さんが受診した時に耳垢をとったり、鼻水を吸引したりします。

お子さんが嫌がるときに、お母さんまで一緒に「いやだったね」

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とか「(イヤな思いをさせて)ごめんね」という方がいます。

病気をよくする治療をしているので、是非「がんばったね」「はやくよくなろうね」と声かけをしてください。

「イヤだったね」や「ごめんね」だと、こちらも悪いことをしているようで、悲しくなります。

院長先生のお願いとは、マイナスな言葉ではなく、プラスになる声かけをしてほしいという物でした。

先生も好きで子供が嫌がることをしているわけではありません。

子供が笑顔になれるように、心を鬼にして治療してくれているという事を忘れてはいけませんね。

ついつい言ってしまいがちな子ど場に、ハッとさせられた人も多いのではないでしょうか?

院長先生からの「お願い」について、多くの人から賛同のコメントが寄せられています。

・あと、注射の時に「痛くないから」は、禁物のようですね。「痛いけれど必要だ」と表現しなければならないと聞きました。前者は、親と医師に騙されたと受け取られ、治療の妨げになるようです。

・保育現場などでも、お迎え時にお子さんに「(置いてっちゃって)ごめんね」「(ママがいなくて)寂しかったね」など言うお母さんいらっしゃるけどあれも先生方に失礼だよなぁと感じます。すごく納得。

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いい先生ですね

・そういう風に声をかけた方が、子どもにとっていいことになるのに、育児のこと口出したような書き方にしていないところが、ほんわかしますね(^^) 先生が悲しくなるってことにしてるセンスにこちらも暖かく受け止めれますね。

・初めまして。私も検査技師なので、こちらは早く良くなるように頑張っておりますので、組んでいただけたら、有難いですね( ^ω^ )

・あーー、嫌だったね、って言った覚えありますね。今にして思えば、ほんとごもっともです。

・なるほど。嫌だったんだね、の共感の後、でも、病気を良くするために頑張ったね、先生も頑張ってくれたね、とかだと、子供にもみんなにもいいのかな。と思いました。

確かに子供の気持ちを共感してあげることも必要な事だと思います。

しかしこの治療がなぜ必要だったのか、先生が治療してくれたことの意味を学ばせることも大切なことだと感じました。

子供が無意識のうちに病院を「悪者」と思ってしまうその前に、正しい言葉で子供に接していけるようになりたいですね。

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